皆さんこんにちは。
税理士の鎌原です。
クラウドという言葉は最近でこそいろいろなところで耳にするようになりましたが、それでも、あまりどういうものかよく分からないという方もいらっしゃるでしょうか。
クラウドとはソフトウェアのプログラムやデータを自分の所有するパソコンではなく、インターネット上に保存する使い方やサービスのことです。Google社のGmailなどは代表的でご存知の方や使っている方もいるかも知れません。
先日クラウド会計ソフトの研修に行ってきました。
最近では様々なプログラムがクラウド化されているなと感じていたので、ついに会計ソフトにもその流れが来たな。といった感じですね。
freee というクラウドの会計ソフトをお聞きになったことがあるでしょうか。CMなども出しているので知名度はあります。
また、クラウドの会計ソフトで似たようなものにMoneyForwardというソフトもあります。こちらは無料の家計簿マネーフォワード という名前でリリースされていますので家計簿なら使ったことがあるという方もいらっしゃるかも知れません。
MoneyForwardは今はマネーフォワードクラウドという名前に変更されました。
これらの会計ソフトに共通した特徴が銀行のデータやクレジットカードの利用データをもとに仕訳や会計でーたを自動で作成してくれるということです。しかもクラウドのメリットを最大限に活かしてインターネットからデータを自動取得してくれるので、これまでのソフトのように手動で取り込むといった作業すら不要になっています。自動で取り込まれた仕訳は目で見て確認しますが、学習機能を持っているので実際に使ってみるとかなり精度が高く仕訳を作成してくれるなという印象です。
発想としては毎月発生する同じような単純作業を少しでも減らそうという意図が見えます。
もちろんサービスが始まってまだ時間がたっていないソフトたちなので使い勝手などまだまだ改善の余地があるとは思いますが、改善のスピードも早く、期待が持てます。
クラウドの会計ソフトを利用して単純作業の部分を自動化することで、税理士や会計事務所が顧客とコミュニケーションを多くとることが本当に大切で、付加価値の高いサービスをどんどん提供できるようにしたいと思っています。もちろんクラウドの環境への導入は鎌原輝明税理士事務所が積極的に支援させていただきます。