「帳簿をつける」と聞いてどのようなイメージが浮かぶでしょうか。一昔前は伝票を1つ1つチェックして総勘定元帳に転記し、損益計算書・貸借対照表を作成する流れでした。これらの作業は全て手作業で行われており、扱う量が増えると計算ミスも増えてしまい、帳簿に膨大な時間が掛かってしまうという問題がありました。

この問題を解決するのが会計ソフトです。会計ソフトとパソコンを使用するだけで効率良く、そして素早い会計処理ができます。専門的な知識があまりない方でも使用できることも会計ソフトの魅力です。

会計ソフトの選び方ですがWindows向けのソフトが多く、mac向けは実用的なソフトが少ないです。macで会計ソフトを使用する際には、WindowsOSをインストールしてから使用する方法や、クラウド上で処理してしまうという方法もあります。

弥生会計の種類

会計ソフトの種類も様々ですが、その中で圧倒的シェアを誇るのが弥生会計です。簡単な操作や充実した機能、価格の安さが人気の秘密です。初心者や中小企業・個人事業主の間で広く活用されています。

弥生会計はスタンダード・プロフェッショナル・ネットワーク・やよいの青色申告の4種類があります。

スタンダード

個人事業主や従業員数1~4名程度の小規模法人企業用の会計ソフトです。帳簿入力や伝票入力、取引入力、残高試算表、決算書作成など、会計処理に必要な機能が一通り揃っています。経理業務を一人で担当している企業におすすめです。

プロフェッショナル

スタンダードの機能に部門管理・経営分析機能・勘定科目内訳書・キャッシュフロー計算書作成などの機能がプラスされています。小規模法人や従業員数5~20名程度の中小企業に最適な会計ソフトです。

ネットワーク

LAN対応のネットワークは、プロフェッショナルの機能を複数台のパソコンで利用可能です。ネットワーク上で会計データを共有するので、作業効率の向上を目指せます。中小企業はもちろん、大企業でも活用できます。

やよいの青色申告

個人事業主専用の会計ソフトです。初心者でも簡単に利用できるので、複式簿記の帳簿や青色申告決算書の作成も安心です。将来的に法人化を検討している場合は、やよいの青色申告からスタンダードに変更することが可能です。

弥生会計に関する疑問・質問がございましたら、ぜひ当事務所にご相談ください。また、ITを使用した支援や、macでのクラウド会計についてのご相談もお受けしています。当事務所は中小企業を応援するパートナーとして、税務をはじめとした様々な問題の解決に尽力して参ります。

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